大切な対人認知を支えるもの ― SSTに取り組む人のために
SST普及協会会長
福島県立医科大学・会津医療センター・精神医学講座
丹羽真一
重度の精神障害や発達障害、重い生きづらさを抱える人には対人関係をうまく持てない問題が共通している。対人関係をうまく持てない理由に対人認知がうまく働かないことがあげられる。そのような人たちの社会生活を支え、生活の質を上げるためにSSTに取り組む人が、対人認知とは何か、それを支える仕組みはどうなっているのかを学ぶことにメリットがあると考えた話をしたい。
SSTに取り組む人には対人認知についての理解が大切であると思うので、対人認知とはどう言うものかを整理し、神経認知とはどう違うのか、対人認知のモデルは構成されているのか、モデルの構成には社会心理学の達成から学ぶ必要がある。
